・自己診断機能を搭載
・多様な測定方式に対応し、幅広い研究に活用できる
・高解像カメラで試料変化を観察
・高いガス置換性能を実現
・多彩な熱分析装置を展開
・オートメーション対応で効率化を支援
おすすめの熱分析装置メーカー5選比較表
| イメージ | 引用元:https://rigaku.com/ja/products/thermal-analysis | 引用元:https://www.hitachi-hightech.com/jp/ja/products/analytical-systems/thermal-analysis/ | 引用元:https://www.tainstruments.com/%e8%a3%bd%e5%93%81/thermal-analysis/?lang=ja | 引用元:https://netzsch.co.jp/ | 引用元:https://www.an.shimadzu.co.jp/products/thermal-analysis/index.html |
| 会社名 | リガク | 日立ハイテクアナリシス | TAインスツルメント | NETZSCH | 島津製作所 |
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| 公式サイト | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら |
| 種類 | DSC/STA (TG-DSC)/TMA/発生ガス分析装置 など | DSC/STA (TG-DSC)/熱機械分析装置/DMA | DSC/STA (TG-DSC)/TGA/高圧ーTGA/DMA/TMA/蒸気吸脱着分析装置 | DSC/STA (TG-DSC)/TGA/DIL/TMA/DMA など | DSC/TGーDTA |
| 対応分野 | 化粧品/繊維・高分子/セラミックス・ガラス/材料科学/金属・合金/製薬・医薬品/プラスチック・ゴム/ポリマー/有機素材/無機材料/断熱材/建築材料/熱電材料/エネルギー/石油 | 記載なし | ポリマー/複合材料/医薬品/食品/エネルギー/石油/無機化学/有機化学 など | ポリマー/有機素材/セラミック・ガラス/金属・合金/無機材料/断熱材/建築材料/熱電材料 など | 高分子材料/医薬品/食品 など |
| ソフトウェアの特徴 | ・保護機能・ガイダンス機能の充実 ・装置使用履歴リストによる管理・保守 ・他社データにも対応する優れた互換性 ・EVO3シリーズには自己診断機能を搭載 ・ライセンスフリーの解析ソフト ・見やすいアイコン・使いやすいリボン | ・ガイダンス機能あり ・タッチパネル操作・アクティブスケール ・画像挿入・画像編集 など | ・ガイド付き手法・事前定義済み手順 ・90種類以上の解析モデル・高度なデータ解析機能 ・LIMS連携・SON形式エクスポート対応 | ・熱分析データの解析や自動評価 ・反応速度解析・熱挙動シミュレーション ・AI解析・データ統合プラットフォーム | LabSolutions ソフトは他装置と共通 |
| サポート体制 | ・コールセンターと全国の営業所が連携 ・修理・点検・保守契約による安定運用を支援 ・講習会やオンデマンド講座 ・無料での実技定期講習会 ・Youtubeでのオンデマンド講座視聴 ・メンテナンス動画をHPで公開 ・10年間の部品提供保証 ・12年間のサポート対応保証 | 販売代理店が修理・点検可能 | ・専門技術者によるアフターサービス ・導入後の継続的な運用支援 | ・導入時の設置・操作トレーニング ・電話サポート・出張修理 ・定期点検・校正サービス・10年間の部品提供保証 | ・保守サービスによる運用支援 ・講習会や技術情報を提供 ・FAQ・取扱説明書を公開 ・グループ会社の豊富な人材を活用 |
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おすすめの熱分析装置メーカーを紹介します!
熱分析装置には、さまざまな測定原理や分析手法、機能をもつ装置があります。研究目的の達成や、新製品開発・品質向上につなげるために最適な装置を導入したい方は、自社の目的に合わせた熱分析装置を選ぶのがおすすめです。
しかし、熱分析装置を検討する際、メーカーの数も多く、それぞれ得意な分析手法や製品コンセプトもさまざまなので、
- ・どこのメーカーに頼んだらいいの?
- ・どんな分析手法があるの?
- ・なにを優先すればいいの?
といった疑問や課題が生まれると思います。
そこで当サイトでは、精度の高さや機能など、こだわりで選ぶおすすめの熱分析装置メーカーや、導入するうえで知っておきたい情報のほか、WEBアンケートを実施して実際に熱分析装置を利用している方の口コミや評判についてもまとめてご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。研究開発や品質向上の現場に最適な熱分析装置を見つけましょう。
目次
おすすめの熱分析装置メーカー5選
リガク
おすすめポイント
-
試料観察機能により色や形状の変化をリアルタイムで確認できる
-
自己診断機能を搭載し、安心して測定を開始できる
-
複数の測定方式や電気炉に対応し、幅広い研究テーマに活用できる
多様な熱分析ニーズに応える装置と解析支援を総合的に提供
製品紹介
-
DSCvesta2
引用元URL:https://rigaku.com/ja/products/thermal-analysis/dsc/dscvesta2
Thermo plus EVO3シリーズ DSCvesta2は、幅広いユーザーに適した測定装置です。自己診断機能vestaeye®で問題を早期発見できます。高い再現性と位置ズレ防止により、安定した測定が可能です。
-
STAvesta
引用元URL:https://rigaku.com/ja/products/thermal-analysis/sta/stavesta
STAvestaは、高精度と安定性を備えたTG・DSC同時測定装置です。目的に応じて7種の電気炉を簡単に交換でき、発生ガス分析などにも対応します。
-
試料観察STAvesta
引用元URL:https://rigaku.com/ja/products/thermal-analysis/sta/stavesta-sample-observation
試料観察機構を搭載し、室温から1,000°Cまでの試料変化をリアルタイムで観察・撮影できます。セラミックスやガラス、ポリマーなどの形状変化をモニター可能です。
リガクの基本情報
| 種類 | DSC/STA (TG-DSC)/TMA/発生ガス分析装置 など |
|---|---|
| 対応分野 | 化粧品/繊維・高分子/セラミックス・ガラス/材料科学/金属・合金/製薬・医薬品/プラスチック・ゴム/ポリマー/有機素材/無機材料/断熱材/建築材料/熱電材料/エネルギー/石油 |
| ソフトウェアの特徴 | ・保護機能・ガイダンス機能の充実 ・装置使用履歴リストによる管理・保守 ・他社データにも対応する優れた互換性 ・EVO3シリーズには自己診断機能を搭載 ・ライセンスフリーの解析ソフト ・見やすいアイコン・使いやすいリボン |
| サポート体制 | ・コールセンターと全国の営業所が連携 ・修理・点検・保守契約による安定運用を支援 ・講習会やオンデマンド講座 ・無料での実技定期講習会 ・Youtubeでのオンデマンド講座視聴 ・メンテナンス動画をHPで公開 ・10年間の部品提供保証 ・12年間のサポート対応保証 |
| 会社概要 | ■株式会社リガク 東京都昭島市松原町3-9-12 |
日立ハイテクアナリシス
おすすめポイント
-
温度変調DSCに対応し、可逆成分と不可逆成分を分離して解析できる
-
新設計のガス流路により高いガス置換性能を実現している
-
デジタル水平差動天秤方式に加えて、新しい天秤制御技術で、ベースライン安定性、再現性を実現
微小な熱変化も捉える高感度測定で材料評価を支援
製品紹介
-
DSC NEXTA® DSCシリーズ
引用元URL:https://www.hitachi-hightech.com/jp/ja/products/analytical-systems/thermal-analysis/nexta-dsc.html
示差走査熱量計(DSC)の最新シリーズです。世界最高レベルの感度とベースライン安定性を備え、Real View®の温度範囲拡大や比熱容量測定にも対応しています。
-
TG-DSC NEXTA STAシリーズ
引用元URL:https://www.hitachi-hightech.com/jp/ja/products/analytical-systems/thermal-analysis/nexta-sta.html
デジタル水平差動天秤方式と新たな制御技術により、μgオーダーのベースライン安定性と再現性を実現。比熱容量測定や試料観察にも対応し、高いガス置換性を備えています。
-
熱機械分析装置 TMA7000シリーズ
引用元URL:https://www.hitachi-hightech.com/jp/ja/products/analytical-systems/thermal-analysis/tma7000.html#sec-1
熱機械分析装置 TMA7000シリーズは、従来機より感度が2倍向上。形状の制約がない全膨張方式で、幅広いサンプルに対応します。プローブ交換で各測定モードへ簡単に変更できます。
日立ハイテクアナリシスの基本情報
| 種類 | DSC/STA (TG-DSC)/熱機械分析装置/DMA |
|---|---|
| 対応分野 | 記載なし |
| ソフトウェアの特徴 | ・ガイダンス機能あり ・タッチパネル操作・アクティブスケール ・画像挿入・画像編集 など |
| サポート体制 | 販売代理店が修理・点検可能 |
| 会社概要 | ■株式会社日立ハイテクアナリシス 東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー |
TAインスツルメント
おすすめポイント
-
特許取得済みTzero™技術により高い測定精度を実現
-
高圧DSCや高圧TGAなど幅広い装置ラインアップを展開
-
独自のデュアルサンプルモードにより、2つのサンプルで独立したTGA測定を行える
世界的シェアを誇るDSC技術で高精度な熱分析を実現
製品紹介
-
示差走査熱量計(DSC)
引用元URL:https://www.tainstruments.com/%e8%a3%bd%e5%93%81/thermal-analysis/differential-scanning-calorimeters/?lang=ja
世界最高級の示差走査熱量計を幅広く展開。高度なDSC技術と設計により、優れた測定性能と操作性を実現しています。
-
熱重量測定装置(TGA)
引用元URL:https://www.tainstruments.com/%e8%a3%bd%e5%93%81/thermal-analysis/thermogravimetric-analysis/?lang=ja
水平ガスパージと垂直バランス設計により、高い感度と分解能、優れたサンプル・雰囲気相互作用を実現。先進機能を備え、高性能で柔軟な測定が可能です。
-
SDT 650
引用元URL:https://www.tainstruments.com/sdt-650/?lang=ja
高度な設計により、優れた性能と操作性を実現。Discovery SDTはオプションのオートサンプラーにも対応し、幅広いニーズに応えます。
TAインスツルメントの基本情報
| 種類 | DSC/STA (TG-DSC)/TGA/高圧ーTGA/DMA/TMA/蒸気吸脱着分析装置 |
|---|---|
| 対応分野 | ポリマー/複合材料/医薬品/食品/エネルギー/石油/無機化学/有機化学 など |
| ソフトウェアの特徴 | ・ガイド付き手法・事前定義済み手順 ・90種類以上の解析モデル・高度なデータ解析機能 ・LIMS連携・SON形式エクスポート対応 |
| サポート体制 | ・専門技術者によるアフターサービス ・導入後の継続的な運用支援 |
| 会社概要 | ■ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社 東京都品川区西五反田5-2-4レキシントン・プラザ西五反田6階 |
NETZSCH
おすすめポイント
-
ダブルファーネス機構により、2炉体が搭載可能なTGA
-
新開発のOTSシステムにより酸素濃度1ppm以下での測定が可能
-
DSCは3モジュールから用途に応じて選択・交換できる柔軟な設計
ドイツ発祥の熱分析専業メーカー!極低温から超高温の測定など高温アプリケーションに強い
製品紹介
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DSC 300Caliris Classic
引用元URL:https://analyzing-testing.netzsch.com/ja/zhi-pin/shi-chai-zou-cha-re-liang-ji-dsc-shi-chai-re-fen-xi-qi-dta/DSC-300-caliris-classic
室温~最大1,100℃で幅広い材料の同時熱分析に対応。真空密閉構造とガス分析連携により、雰囲気制御下で詳細な熱挙動を評価できます。高精度かつ高速な測定が可能です。
-
STA 509Jupiter Supreme
引用元URL:https://analyzing-testing.netzsch.com/ja/zhi-pin/tong-shi-re-zhong-liang-ce-ding-shi-chai-zou-cha-re-liang-ce-ding-suta-tg-dsc/STA-509-jupiter-supreme
STA 509は、-150°C~2400°Cまでの広い温度範囲にわたって、複数のアプリケーションに対応できるよう、加熱炉とセンサーの交換が容易な設計となっています。
-
TG 309Libra Select
引用元URL:https://analyzing-testing.netzsch.com/ja/zhi-pin/re-zhong-liang-fen-xi-tga-re-zhong-liang-fen-xi-tg/TG-309-libraselect
熱重量測定では、熱挙動から成分を区別できます。重量減少を分析し、複雑な試料の組成や特性を詳しく評価できます。
NETZSCHの基本情報
| 種類 | DSC/STA (TG-DSC)/TGA/DIL/TMA/DMA など |
|---|---|
| 対応分野 | ポリマー/有機素材/セラミック・ガラス/金属・合金/無機材料/断熱材/建築材料/熱電材料 など |
| ソフトウェアの特徴 | ・熱分析データの解析や自動評価 ・反応速度解析・熱挙動シミュレーション ・AI解析・データ統合プラットフォーム |
| サポート体制 | ・導入時の設置・操作トレーニング ・電話サポート・出張修理 ・定期点検・校正サービス・10年間の部品提供保証 |
| 会社概要 | ■NETZSCH Japan株式会社 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3-9-13 TVPビル |
島津製作所
おすすめポイント
-
温度変調DSCにより複雑な熱イベントを分離解析できる
-
独自の差動型天びんを採用した高精度なTG-DTA/DSCが強み
-
コンパクトな設計で省スペースに優れる。信頼性が高く、幅広い分野の品質管理で定番
熱分析から熱物性評価まで幅広く対応できる総合力
製品紹介
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DSC-60 Plusシリーズ
引用元URL:https://www.an.shimadzu.co.jp/products/thermal-analysis/differential-scanning-calorimeters/dsc-60-plus-series/index.html
高性能な新材料開発の分析を高い感度と簡単操作で実現。温度変調DSCにより、さまざまな材料の複雑なデータも分離・解析できます。
-
DTG-60/60Hシリーズ
引用元URL:https://www.an.shimadzu.co.jp/products/thermal-analysis/simultaneous-thermal-analysis/dtg-60-series/index.html
示差熱・熱重量(TG/DTA)の基本性能に加え、各種雰囲気ガスを用いた幅広い測定に対応。LabSolutions TAで快適にデータ収集・解析できます。
島津製作所の基本情報
| 種類 | DSC/TGーDTA |
|---|---|
| 対応分野 | 高分子材料/医薬品/食品 など |
| ソフトウェアの特徴 | LabSolutions ソフトは他装置と共通 |
| サポート体制 | ・保守サービスによる運用支援 ・講習会や技術情報を提供 ・FAQ・取扱説明書を公開 ・グループ会社の豊富な人材を活用 |
| 会社概要 | ■株式会社島津製作所 京都府京都市中京区西ノ京桑原町1番地 |
熱分析について
熱分析装置とは?

熱分析装置を正しく選定し、研究開発や品質向上へ効果的に活用するためには、その基本的な役割や仕組みを正確に把握しておくことが重要です。測定原理や分析技法の違いを基礎から理解することで、自社の目的や課題に合致した最適な装置を選択し、材料開発や各種研究の現場に役立てることが可能となります。ここでは、素材の性質を詳細に分析するための第一歩として、装置の全体像や、どのような場面で求められているのかを詳しく解説します。
熱分析装置とは
熱分析装置とは、対象となる試料に熱を加えたり、その後に冷ましたりした際に生じる物理的・化学的な状態の移り変わりを捉える機器です。融点や凝固、熱による分解、ガラス転移といった、温度の増減に伴って変化する物質固有の熱物性をデータとして記録します。
おもに温度をコントロールする部位、状態変化を検出する部位、情報の記録や解析を担うソフトウェアで構成されており、現代では測定から結果の分析まで自動で処理できるシステムが主流です。プラスチックや金属、セラミックスといった素材の研究、さらには医薬品の開発や食品の製造ラインにいたるまで、性能の検査や安定性の評価を行う目的で広く導入されています。
温度の上下によって引き起こされる融解や凝固などの状態変化を測定する機器である
制御部や検出部などで構成されており、素材の評価や医薬品の現場で用いられる
熱分析装置でわかること|測定の仕組みと活用シーン

各種素材の研究や新製品開発において、温度の増減が与える材料への影響を評価することは極めて重要です。また、製品製造の工程を最適化するうえでも、熱によって引き起こされる状態の変化を正しく把握しなければなりません。ここでは、熱分析装置がデータを捉える具体的な構造や、そこから判別できる特性、さらには各種産業の研究開発において得られるデータが果たす役割について詳しく解説します。
熱分析装置はどのような仕組みで測定するのか
熱分析装置は、定められたプログラムに基づいて試料の温度を連続的に上昇または下降させながら、その過程で生じる物性の変化を測定する機構を持っています。この熱分析装置を構成する主要な部位は、大きく分けて検出部、温度制御部、データ処理部の3つに分類されます。
まず検出部には、温度を上下させるヒーター、試料を配置する設置部、そして状態の変化を捉えるセンサーが備えられています。この部分で試料への熱処理を行いながら、温度の推移と同調する物理的な性質の変動を感知します。次に温度制御部では、事前に設定された測定計画に従ってヒーターの加熱や冷却を厳密に管理する役割を担います。最後のデータ処理部は、センサーや温度計測器から送られてくる各種の信号を受け取って記録する部位です。
現代の熱分析装置においては、これらの一連の制御やデータの蓄積、さらには結果の解析にいたるまでの全工程をコンピュータ上で実行できるシステムが一般的となっています。なお、採用する測定手法によって検出器の具体的な仕組みは異なり、たとえば温度そのものの推移を調べる手法では、基準となる物質と測定対象の物質との間に生じる温度の差異を捉える構造が用いられます。
温度変化から読み取れる材料特性
物質に熱を与えていくと、その構造や状態にさまざまな推移が現れます。熱分析を実施することによって、これらの現象を温度軸と各種の物理的パラメータ軸からなるグラフとして追跡し、材料固有の特性を読み取ることが可能になります。
材料は温度の変化に伴って構造や状態が変わるため、それに連動して物性や機能も変化します。熱分析装置を用いた測定では、加熱や冷却の過程で引き起こされるガラス転移や結晶化、融解、分解といった各種の熱挙動を明確に検知することが可能です。これらの反応が生じる際の熱物性を明らかにすることにより、融点や熱分解が起こる温度をはじめ、熱に対する安定性や酸化挙動といった重要な材料特性を網羅的に把握できます。
素材がどの温度でどのような変化を起こすのかを正確に追跡することは、物性や品質を高い水準でコントロールするために不可欠です。さらに、反応時に生じる発熱や吸熱の挙動を正しく理解するうえでも、温度変化に対する材料の挙動を詳細に記録して読み取ることが極めて大きな意味を持ちます。
研究開発に役立つ分析データとは
熱分析によって得られる各種のデータは、新素材の開発や既存製品の品質改善、さらには材料評価の現場において極めて有効な判断材料として活用されています。製品の品質や物性を精密にコントロールするためには、温度変化に対する材料の微細な挙動を理解することが不可欠だからです。
さらに、熱分析単体にとどまらず、他の観察手法や化学分析の手法を組み合わせた複合的なシステムも開発されており、研究の高度化に寄与しています。一例として、光学顕微鏡やカメラと連携させる手法では、結晶化や液晶への転移によって試料が白く濁っていく様子や、融点付近で流動的な形状へと変化していく外観の推移を視覚的に同時に追跡できます。
また、フーリエ変換赤外分光分析や質量分析といった化学的なアプローチと直結させることにより、加熱の過程で放出された生成ガスの成分を同定するシステムも存在します。この手法は、熱分解が起こるメカニズムの解明や詳細な構造解析に役立つだけでなく、発生する特有の臭気や有毒な成分の評価にも応用されています。そのほか、湿度を発生させる環境装置と連動させることで、実際の製品使用時や製造ラインと同等の温湿度条件下における熱膨張や熱収縮のデータを取得することも可能です。
熱分析装置は熱を制御する部位や変化を捉えるセンサーなどで構成されプログラムに従い測定する
手法に応じて融点や熱分解温度、形状の伸縮といった多様な熱物性データを取得できる
代表的な熱分析手法と測定装置の種類

熱分析装置を検討するにあたり、具体的にどのような手法があり、それぞれどの測定装置に対応しているのかを知ることは欠かせません。検出する物理的な性質によってアプローチは分かれており、目的とする特性に応じて適切な手法を選択する必要があります。ここでは、広く用いられている5つの代表的な技法と、各測定装置の特徴について詳しく解説します。
熱重量測定(TG)
熱重量測定は、熱を加えることによる試料の重量変化を追跡する手法です。この測定装置を用いることで、脱水や酸化、熱分解、蒸発、昇華といった現象を捉えることができます。示差走査熱量測定ではガス発生による腐食の懸念から測定が難しい現象であっても、明確に評価できる点が大きな特徴です。
別名で熱天秤とも呼ばれ、加熱機構と天秤が一体となった構造をしています。天秤の構造によって上皿式や水平式、吊り下げ式などの種類に分かれており、単体での高い感度を求める場合には吊り下げ式が適しています。また、示差熱分析を同時に行える複合型の測定装置として提供されている事例もあります。
示差熱分析(DTA)
示差熱分析は、基準となる物質と測定対象の試料を比較しながら、同時に一定の速度で温度を上昇させていく手法です。試料に融解や反応が引き起こされると、熱の変化をほとんど生じないアルミナなどの基準物質との間に温度の差異が発生します。
この測定装置では、その生じた差を検出することによって、融点やガラス転移温度、反応温度、気化や昇華といった物理的項目の温度を割り出すことが可能です。熱の出入りに伴う温度変化そのものをダイレクトに捉える構造になっており、材料の熱的な転移点や各種の反応がどのような温度帯で発生するのかを突き止める際に活用されます。
示差走査熱量測定(DSC)
示差走査熱量測定は、物質の熱量を測定して熱流の変動を検出する手法であり、単位にはミリワットが用いられます。ガラス転移や融解、結晶化、反応熱量、熱履歴、比熱容量といった広範な物質特性を把握できるため、熱分析のなかでも非常に多用されている評価方法です。そのため、各メーカーから多くの測定装置が販売されています。
基本構造は示差熱分析と類似しており、試料と基準物質を同時に加熱して熱量の出入りを検知しますが、設置場所の下部にある熱抵抗体への熱の移動を捉えることで精密な測定を行います。なお、蒸発や脱水などは機器を痛めるため通常は測定しません。
熱機械分析(TMA)
熱機械分析は、熱の増減に伴う試料の長さの変化を測定する手法です。温度をコントロールしながら、対象に対して圧縮や引張り、曲げといった機械的な負荷を与えることで、物質の寸法がどのように推移するかを計測します。
この測定装置では、ガラス転移温度や熱膨張、熱収縮、軟化温度などを調べることが可能です。ガラスやプラスチック、ゴム、金属といった幅広い試料を測定できるため、工業製品の性能評価には欠かせない存在となっています。具体的には、ガラス類の膨張度合いを調べたり、フィルムやファイバーといった繊維状の素材を引っ張った際の挙動を追跡したりする場面で威力を発揮します。
動的粘弾性測定(DMA)
動的粘弾性測定は、温度変化に伴って生じる分子内の運動や構造の移り変わりを捉えて物質を評価する手法です。試料に対して定期的な負荷を与え、それによって発生するひずみを検出する仕組みを持っています。
ガラス転移や結晶化、反応、熱履歴などがおもな測定対象となり、高分子材料を評価する用途で一般的に導入されています。引張りや圧縮、せん断、3点曲げといった多様な変形モードが用意されており、熱に対する物質の応答を多角的な視点から精査できるのが特徴です。ただし、温度が上がるにつれて試料が融解し、元の形状を維持できなくなる現象の測定には向いていません。
熱重量測定は重量の増減を熱天秤で捉え、示差熱分析は基準物質との温度差から転移点を導く
熱量変化を捉える手法や寸法変動を測る手法などがあり素材の性質に合わせて装置を選択する
熱分析装置が活用されている主な業界

熱分析装置によって得られる熱物性のデータは、あらゆる材料の性質を左右する重要な判断基準となるため、多種多様な産業において導入が進んでいます。温度変化に伴う物質の挙動を正しく評価することは、最先端の研究から日々の品質管理にいたるまで、製品の価値を高める基本といえるでしょう。ここでは、熱分析装置がとくに重要な役割を果たしている5つの主要な業界と、その具体的な活用現場について解説します。
電子・電気機器業界
電子部品の品質管理や性能向上を進めるうえで、温度変化が材料特性に与える影響を正確に捉えることは極めて重要です。過酷な環境であっても部品が安定して機能するよう、加熱や冷却に対する反応を詳しく調べて設計段階から最適な材料選定や構造設計を行います。
熱分析装置を用いた温度試験により、熱膨張や熱収縮に伴う構造的なストレスを特定して最小限に抑える設計が可能になり、製品の長期的な安定性と信頼性の確保につながります。また、異常な熱による材料劣化を事前に検知することで、製造工程の改善や製品の長寿命化、さらには生産コストの削減も実現できるのです。
化学・素材業界
工業製品の材料となる物質の構造や性質を研究する材料科学では、熱分析装置が新素材の開発や研究のために用いられています。おもな分析方法として、ポリマーや複合材料の特性を評価する動的粘弾性分析や、石英ガラス、アルミナの熱膨張特性を評価する熱機械分析などがあります。
新しい材料の開発や既存材料の改良において精密なデータを得ることができ、製造プロセスの最適化や品質管理に役立ちます。また、研究開発の初期段階から製品の実用化にいたるまで、広範な応用範囲を持っています。適材適所の材料選びによって効率化が図れ、コスト削減にも貢献できます。
医薬品・バイオ業界
製薬分野において熱分析装置は、医薬品の安定性や物理的特性を評価し、信頼性の高い製造プロセスを構築するための重要な技術です。開発の初期段階で得られるような少量のサンプルにも対応できるため、効率的な試験を行うことが可能です。
具体的な使われ方として、薬剤の融解点やガラス転移温度、分解温度などを正確に測定することにより、長期保存における薬剤の耐久性を詳細に確認し、最適な保存条件を導き出します。また、国際的に認められた医薬品試験方法として規制基準への適合性を証明する品質管理を支えるほか、製造効率の向上や工程の最適化、コスト削減にも貢献しています。
食品業界
食品製造の現場では、食品が持つ物理的、化学的な特性を評価することで、変質や劣化を防ぐ品質管理や新製品開発に熱分析装置が広く活用されています。加熱によって生じるタンパク質の熱変性や油脂の融解、でんぷんの糊化といった複雑な変化を正確に測定し、安定した品質を維持するための加工条件や保存条件の最適化に役立てられます。
さらに、脂肪の結晶化や変性温度のデータをもとにして、より優れた風味や食感を細かく調整することが可能です。消費者の期待に応える口触りを追求し、市場のニーズに合致した魅力的な製品を効率的に生産するための支援ツールとなっています。
自動車・輸送機器業界
自動車製造では、使用される材料や部品が温度変化に対してどのように反応するかを評価し、品質と安全性を確保するために熱分析装置が重視されています。とくに駆動軸やバッテリー、モーターといった重要コンポーネントの熱管理は、過熱による故障を防ぎ耐久性を高めるために不可欠です。
電気自動車のバッテリー製造においては、内部の温度変化を把握して冷却システムを最適化し、長寿命化と効率的なエネルギー管理を実現するためのデータとして利用されます。また、新素材を導入する際の適切な製造条件の確立や、部品の摩耗を抑えてシステム全体のパフォーマンスを高める際にも活躍します。
電子部品の信頼性試験や医薬品の保存条件の評価など品質を保証する目的で広く導入される
食品の食感調整や自動車用バッテリーの熱管理など製造工程の最適化や新製品開発を支える
「熱分析装置を選ぶ際に重視したいポイントは何ですか?」Webアンケートで調査!
熱分析装置を選ぶ際に重視したいポイントは何ですか?
ここまで熱分析装置についてさまざまな特徴や活用方法を解説してきましたが、実際に導入を検討する際には、どのような点を重視して選べばよいのでしょうか。装置は長期間使用することが多いため、価格だけでなく性能やサポート体制まで総合的に確認することが大切です。気になるそのポイントについてWebアンケートで調査を行ったので、内容を確認していきましょう。
第1位は「測定精度・分析性能」でした。熱分析装置は、研究開発や品質管理などで正確なデータを取得するために使用されます。そのため、多くの方が最も重視したのは測定精度や分析性能という結果になりました。温度制御の精密さや再現性が高い装置であれば、信頼性の高いデータが得られます。測定結果が製品開発や品質評価に大きく影響するため、性能面は妥協せず比較することが重要です。
第2位は「研究内容に合った測定ができること」でした。熱分析装置には、DSCやTG-DTAなどさまざまな種類があり、それぞれ得意とする測定内容が異なります。自社の研究テーマや分析したい試料に適した装置を選ぶことで、必要なデータを効率よく取得できます。将来的に分析内容が広がる可能性も考慮し、拡張性や対応できる測定項目についても確認しておくと安心です。
第3位は「サポート体制の充実度」でした。高性能な熱分析装置でも、導入時の操作説明や定期点検、トラブル対応が十分でなければ安心して使用できません。特に初めて導入する場合は、操作研修や技術相談、メンテナンス体制が整っているメーカーや販売会社を選ぶことが大切です。万が一の故障時に迅速な対応を受けられるかどうかも、長く使い続けるうえで重要なポイントといえるでしょう。
以上がアンケートの結果となります。熱分析装置を選ぶ際は、測定精度や分析性能だけでなく、研究内容との適合性やサポート体制まで含めて比較することが大切です。導入後も長期間活用する設備だからこそ、現在の用途だけではなく将来的な活用も見据えながら、自社に最適な一台を選びましょう。
熱分析装置メーカーを選ぶポイント

熱分析装置を導入、またはリプレイスする際には、多角的な視点からメーカーを吟味することが不可欠です。装置の基本構造や搭載センサー、対応できるスペックはメーカーごとに異なるため、自社の目的や課題にもっとも適した選択を行う必要があります。ここでは、信頼性の高いデータを取得し、長きにわたって安定した運用を続けられる熱分析装置メーカーを選ぶために確認すべき重要なポイントを詳しく解説します。
高精度な測定と解析力を備えているか
信頼できる測定結果を得るためには、微小な熱量の移動や重量の増減、寸法の変位などを精密に検知できる高感度かつ高分解能な基本性能が不可欠です。また、データの再現性や測定精度といった信頼性に関わる要素を確認するだけでなく、材料に生じた細かな移り変わりや複雑な反応メカニズムまでを論理的に解き明かせるメーカーを選ぶのがよいでしょう。
高度な解析機能やデータ管理機能を備えた専用の解析ソフトウェアが提供されていれば、実験によって得られた膨大な情報を多角的に精査することが可能です。測定性能とデータ解析力の双方が備わっていることで、日々の研究開発をより強力に後押ししてくれるはずです。
高精度な測定と解析力を備えているか
熱分析装置を導入する場合、まずは機器を必要とする明確な理由をはじめ、品質管理や新技術開発といった具体的な用途、取り扱う材料の種類、必要な温度範囲などの要求仕様を事前に洗い出すことが重要です。そのうえで、それぞれの研究テーマや測定対象に応じて、最適な分析手法や装置構成、追加すべきオプションを的確に提案してくれる企業を見極める必要があります。
自社の目的や必要なスペックを明確に提示し、それに応じた専門的なアドバイスを受けることができれば、本来の用途に対して過剰な性能を持つ高価な機器を誤って選択してしまうリスクを回避できます。まずは一度相談し、どのような提案をしてくれるかを確認してみてはいかがでしょうか。
測定ミスを防ぐ機能が充実しているか
測定の確実性を高めるためには、操作時のミスを未然に防ぎ、再現性をしっかりと担保するための支援機能がどれだけ備わっているかを確認することが重要です。具体的には、多数のサンプルをセットして自動的に測定を進めることで処理能力を高めるオートサンプラーや、測定環境における不活性ガスや酸化性ガスなどの雰囲気を精密に制御するガス制御ユニットといったオプションの有無が挙げられます。
候補となる機器が絞られてきた段階では、実際にデモンストレーションを利用したり、自社の試料を持ち込んでテスト測定を依頼したりして、操作のしやすさやデータの扱いやすさを直接チェックしてみるとよいでしょう。
幅広い測定条件に対応できるか
測定時に設定できる最高温度や最低温度の幅、加熱や冷却を行うスピードといった基本スペックにおいて、多様な研究テーマに対応できる柔軟性を備えているかも重要な判断材料となります。また、低温域での測定を可能にする電気冷凍式や液体窒素を用いた冷却ユニットの接続、腐食性ガスの環境下での実験を可能にする特殊雰囲気対応などのオプションが用意されているかも確認してみてください。
将来的に新たな研究対象が増えたり、分析する項目が拡張されたりする可能性を視野に入れ、後からモジュールの追加や段階的なアップグレードを施すことができる拡張性の高い機器を選定しておくことが、長期的な投資としても有効といえるでしょう。
導入後のサポート体制は充実しているか
機器の導入時に行われる設置作業や操作トレーニングはもちろんのこと、製品の保証期間、故障トラブルが発生した際の対応スピード、定期的なメンテナンスといったアフターサービスの内容を細かく比較することも重要なポイントのひとつです。技術的な相談を受け付ける技術サポートの有無などは、運用の安心感だけでなく、消耗品や保守契約にかかるランニングコスト全般に大きな影響を及ぼします。
正式な見積もりを取得する段階においても、保守契約の具体的な点検頻度や対応可能な範囲、別途発生する費用の詳細をあらかじめ精査し、導入後のトータルコストを把握したうえで契約を進めていきましょう。
高感度な測定性能だけでなく高度な解析が行えるソフトウェアや提案力をもつメーカーを選ぶ
ミスを防ぐ自動機能や将来の拡張性、導入後の保守や技術サポートの充実度を比較して確認する
信頼できる熱分析装置メーカーを選び、研究開発を効率化しよう
熱分析装置は、材料の温度変化に伴う物理的・化学的性質の推移を詳細に捉えることができるため、材料科学から製薬、食品、自動車にいたるまで、多様な産業の研究開発や品質管理を根底から支えています。自社の研究テーマや測定対象となる素材に合致した分析手法を見極め、高精度な測定性能と高度な解析力を備えた信頼できるメーカーを選定することが重要です。導入後の技術サポートや将来的な拡張性も考慮しながら最適な熱分析装置を選び、日々の研究開発の効率化や確かな品質向上へとつなげましょう。
FAQ
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Q 熱分析装置とは何ですか?A 温度を一定の条件で変化させながら、試料の質量、熱量、寸法などを測定する装置です。JIS K 0129では、DSC、TG、TMA、DTA、DMAを熱分析装置に含めます。
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Q 熱分析装置にはどんな種類がありますか?A 代表例はDSC、TG、TG-DTA、TMA、DMAです。DSCは熱量、TGは質量変化、TMAは寸法変化、DMAは粘弾性を測定します。
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Q 熱分析装置はどのような用途で使われますか?A 主にプラスチック、ゴム、セラミックス、金属の評価に使います。融点、ガラス転移温度、熱分解、熱膨張係数、比熱容量の測定が代表例です。
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Q 熱分析ではどのようなことがわかりますか?A 相転移、融点、ガラス転移温度、結晶化温度、熱分解開始、熱容量、線膨張係数がわかります。材料の安定性や加工温度の把握に使います。
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Q 熱分析装置の価格相場はどれくらいですか?A 新品価格は公開見積が多く、機種や付属装置で大きく変わります。参考として依頼試験では、1測定あたり6,780円〜2万8,580円の例があります。
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Q DSCとTGAの違いは何ですか?A DSCは試料の吸熱・発熱を測り、TGAは試料の質量変化を測ります。DSCは融解や結晶化、TGAは熱分解や揮発成分の評価に向きます。
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Q DSCによる熱分析はどのような試料に適していますか?A ポリマー、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、ゴムに適しています。ISO 11357では、熱可塑性樹脂、熱硬化性材料、エラストマーを対象にしています。
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Q 熱分析の原理はどのようなものですか?A 試料を加熱または冷却しながら、温度の関数として物理量を連続測定します。DSCは熱流差、TGは質量差、TMAは変形量を検出します。
おすすめの熱分析装置メーカー5選比較表
| イメージ | 引用元:https://rigaku.com/ja/products/thermal-analysis | 引用元:https://www.hitachi-hightech.com/jp/ja/products/analytical-systems/thermal-analysis/ | 引用元:https://www.tainstruments.com/%e8%a3%bd%e5%93%81/thermal-analysis/?lang=ja | 引用元:https://netzsch.co.jp/ | 引用元:https://www.an.shimadzu.co.jp/products/thermal-analysis/index.html |
| 会社名 | リガク | 日立ハイテクアナリシス | TAインスツルメント | NETZSCH | 島津製作所 |
| 詳細リンク | 詳しくはこちら | 詳しくはこちら | 詳しくはこちら | 詳しくはこちら | 詳しくはこちら |
| 公式サイト | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら |
| 種類 | DSC/STA (TG-DSC)/TMA/発生ガス分析装置 など | DSC/STA (TG-DSC)/熱機械分析装置/DMA | DSC/STA (TG-DSC)/TGA/高圧ーTGA/DMA/TMA/蒸気吸脱着分析装置 | DSC/STA (TG-DSC)/TGA/DIL/TMA/DMA など | DSC/TGーDTA |
| 対応分野 | 化粧品/繊維・高分子/セラミックス・ガラス/材料科学/金属・合金/製薬・医薬品/プラスチック・ゴム/ポリマー/有機素材/無機材料/断熱材/建築材料/熱電材料/エネルギー/石油 | 記載なし | ポリマー/複合材料/医薬品/食品/エネルギー/石油/無機化学/有機化学 など | ポリマー/有機素材/セラミック・ガラス/金属・合金/無機材料/断熱材/建築材料/熱電材料 など | 高分子材料/医薬品/食品 など |
| ソフトウェアの特徴 | ・保護機能・ガイダンス機能の充実 ・装置使用履歴リストによる管理・保守 ・他社データにも対応する優れた互換性 ・EVO3シリーズには自己診断機能を搭載 ・ライセンスフリーの解析ソフト ・見やすいアイコン・使いやすいリボン | ・ガイダンス機能あり ・タッチパネル操作・アクティブスケール ・画像挿入・画像編集 など | ・ガイド付き手法・事前定義済み手順 ・90種類以上の解析モデル・高度なデータ解析機能 ・LIMS連携・SON形式エクスポート対応 | ・熱分析データの解析や自動評価 ・反応速度解析・熱挙動シミュレーション ・AI解析・データ統合プラットフォーム | LabSolutions ソフトは他装置と共通 |
| サポート体制 | ・コールセンターと全国の営業所が連携 ・修理・点検・保守契約による安定運用を支援 ・講習会やオンデマンド講座 ・無料での実技定期講習会 ・Youtubeでのオンデマンド講座視聴 ・メンテナンス動画をHPで公開 ・10年間の部品提供保証 ・12年間のサポート対応保証 | 販売代理店が修理・点検可能 | ・専門技術者によるアフターサービス ・導入後の継続的な運用支援 | ・導入時の設置・操作トレーニング ・電話サポート・出張修理 ・定期点検・校正サービス・10年間の部品提供保証 | ・保守サービスによる運用支援 ・講習会や技術情報を提供 ・FAQ・取扱説明書を公開 ・グループ会社の豊富な人材を活用 |
【PR】“測るだけでは終わらない”熱分析装置とは?解析力・拡張性・サポート体制に注目
https://rigaku.com/ja/products/thermal-analysis 熱分析業務は現場での日常的な運用において多くの壁に直面している
現在、現場では熟練オペレーターの不足が深刻化しています。さらに、ソフトウェアの操作性や熱分析装置の特徴がメーカーごとに異なり、新しく配属された作業者が覚えるための負担が大きい点も挙げられます。リガクが提供する熱分析装置であれば、このような課題を解決し、初心者であっても使いやすく高い精度での測定や分析を行うことができます。
【その他】おすすめの熱分析装置メーカー一覧
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メトラー・トレド株式会社熱分析装置は、融解や結晶化、熱分解、ガラス転移などの現象を評価するために欠かせない分析機器です。メトラー・トレド株式会社は、熱分析分野において幅広い製品ラインアップと高い測定性能を提供しており、多くの研究機関や製造現場で活用されています。本記事では、同社の熱分析装置の特徴について解説します。
会社名 メトラー・トレド株式会社 -
株式会社アントンパール・ジャパン物質が温度変化によってどのような挙動を示すのかを正確に把握するために必要なのが熱分析装置です。株式会社アントンパール・ジャパンは、高精度な分析機器メーカーとして知られ、熱分析分野においても先進的な製品と充実したサポート体制を提供しています。本記事では、同社の熱分析装置の特徴や強みについて解説します。
会社名 株式会社アントンパール・ジャパン 住所 東京都 墨田区 堤通1-19-9 リバーサイド隅田1階 TEL 03-4563-2500 -
ヤマト科学株式会社材料開発や品質管理の現場では、材料の熱的特性を正確に把握することが重要です。そのために活用されているのが熱分析装置であり、さまざまな業界で研究開発や品質評価に利用されています。ヤマト科学株式会社は、理化学機器メーカーとして幅広い分析機器を取り扱っており、熱分析分野でも多様なニーズに対応しています。
会社名 ヤマト科学株式会社 住所 東京都中央区晴海1-8-11 晴海トリトンスクエア Y棟36階 -
パーキンエルマー合同会社材料開発や品質管理において、物質の熱的特性を正確に評価することは欠かせません。そのために活用されるのが熱分析装置です。パーキンエルマー合同会社は、熱分析分野のパイオニアとして長年にわたり高性能な分析装置を提供してきました。本記事では、同社の熱分析装置の特徴や強み、導入メリットについてくわしく解説します。
会社名 パーキンエルマー合同会社 住所 神奈川県横浜市神奈川区新浦島町1-1-32 アクアリアタワー横浜2階 TEL (代表)045-522-7821 -
アドバンス理工材料開発や品質管理の現場で、材料が熱によってどのような変化を示すのかを正確に把握するために活用されているのが熱分析装置です。アドバンス理工株式会社は、長年にわたり熱技術を核とした分析・評価装置を開発してきたメーカーとして知られています。本記事では、アドバンス理工の特徴や熱分析装置の強みについて解説します。
会社名 アドバンス理工株式会社 住所 横浜市都筑区池辺町4388 TEL 045-931-2221(代表) -
LECOジャパン合同会社LECOジャパン合同会社は、自動化技術と高い測定精度を強みとした熱重量分析装置を提供しており、研究開発から品質管理まで多様なニーズに対応しています。本記事では、LECOジャパンの「TGA801」「TGM800」の2つの製品に焦点をあて、それぞれの特徴や強みについて解説します。
会社名 LECOジャパン合同会社 住所 東京都港区芝2-13-4 住友不動産芝ビル4号館 TEL 03-6891-5800

